9月末時点での
FX専業業者の口座数と預かり額が掲載されていたので、
下の表にまとめてみました。開示されている会社のみとなります。
順位 |
業者名 |
9月末口座数 |
昨年末口座数 |
増加率 |
1位 |
外為どっとコム |
168,333 |
87,156 |
193% |
2位 |
セントラル短資 |
43,722 |
22,545 |
194% |
3位 |
FXCMジャパン |
41,265 |
19,977 |
207% |
4位 |
マネーパートナーズ |
37,326 |
20,948 |
178% |
5位 |
外為オンライン |
19,857 |
5,947 |
334% |
6位 |
FX-naviオンライントレード |
15,384 |
6,012 |
256% |
≪上の表から分かること≫
上位業者では信託保全を導入してない業者はありません。
FX札幌のような事態が起こるわけですからまだまだ会社への
信頼度は低い業界です。2006年の年初から強く言っていますが、
信託保全は必須条件です。
今年一番の動きは
外為どっとコムが手数料無料口座を新設
したことで業界の手数料無料化が一気に加速しました。
2位のセントラル短資も12月に手数料無料口座を新設します。
手数料無料&信託保全が標準装備となり顧客には嬉しい限りです。
手数料が無料になれば、業者の収益が下がり、経営状態が
悪くなり潰れる業者が続出すると言われていますが、
資本主義経済なので潰れる会社があっても仕方ないです。
いままで高い手数料を取り、業界全体が伸びている中、
会社が儲かっていると勘違いしていた脳なし社長に原因があります。
FX業界もM&Aが進めば潰れずに済む会社は沢山あると思うのですが…
面白い記事を見かけました。取引高が8月に比べて9月は半減
しているという記事ですが、8月はロスカットが殆どだと思いますので、
8月と比べるのはどうかと思いましたが、面白いのはそれではなく、
FXCMジャパンの取引高2兆7400億に対し
外為オンライン3兆円弱と
書かれていました。上の表で口座数を見て判るように口座数は
半分しかなく、預りは掲載していませんがFXCMが218憶円に対して、
外為オンラインは68憶円と3分の1程度です。
デイトレーダーなどのトレードをする方は
スプレッドの低い会社に
すぐに移っていくんですね!
スプレッド競争で頭一つ抜き出ている
外為オンラインは引き続き業界の台風の目となりそうです!
また驚きは
FX-naviです。これは完全にトルコリラ効果でしょうね。
同社のHPにも掲載されていますが人気通貨ランキングで常に上位です。
上位を見てみるとすべて高金利通貨(ドル円は別格です)なので、
高金利の
マイナー通貨で人気を集めているようです。
口座数上位陣が
トルコリラを導入しないのは、リスク面でしょうが、
リスクを承知でFXに参加してくるのでしょうから、
セントラル短資
あたりが導入すれば面白いことになりそうなのですけどね!
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